円城塔の「道化師の蝶」を目当てに文藝春秋を購入。
だけど、道化師の蝶は難解すぎて、すぐにリタイア。
ついでだから、田中慎弥の「共食い」でも読むことに…
所がどっこい、こっちの方が意外とオモコロかった。
もちろん、個人差はあるのであしからず。
石原慎太郎に、あんな言われようをするような作品ではないと思いますよ…
まぁ、ちょっと妄想癖が肥大しすぎて、
リアリティが無くなってしまっている部分はあるかもしれないけど。
だけど、物書きとしてのこだわり。
みたいなものを凄く感じました。
人間の業の深さ、因縁といった題材を、
「共食い」というタイトル通りのストーリーに落とし込んだ
秀作ではないでしょうか。
読みたいと思っておりますが、まだどちらも、読んでおりません。この号の文藝春秋は、売り切れ店続出との事。この所良く読むのが「時代小説」。(奥さんが買ってくるので、つい読んでしまう…)チョット軽いですね…反省。この前までは、直木賞やら芥川賞作品は、しっかりチェックしてたのに…明日にでも、本屋行ってみます。
返信削除共食いは読みやすいですよ!
返信削除後味が悪いという評もあるようですが、
映画にしたらええんとちゃいますか…