以前から興味があったものの、初めての海堂尊。
不覚にも、TVドラマ版を先に見てしまったので、ストーリーは概ね知っていた。しかし、たとえ筋を知っていたとしても充分楽しめる快作だ。むしろドラマ版を見ていた方が、バチスタ手術の緊迫感や医療スタッフの役割り分担などがイメージしやすいかもしれないな…。
例えば、登場人物の1人、鳴海先生なんて「病理医」だからね… なかなか、イメージが沸きまへんやろ。「病理医」の仕事。
ちなみに、知っている人も多いと思うが、作者の海堂さんは現役の医師。
劇中で登場するAi(死亡時画像病理診断)の導入を訴えるなど、医師としても社会派で活動家肌の人物のようだ。
最近は、ナニワ・モンスターという名の新刊も発売されていて、そっちも是非読みたい書籍として気になっている。

実は、この本を読む機会があるなら、是非、注目して欲しい事がある。
それは、装丁やレイアウトなどのデザイン的なこだり。
上下の写真は表紙と見出しの頁。
どうだろうか? 並々ならぬデザイン的なこだわりが伝わってくるでしょ…?
表紙や目次なんて、個人の好みが大きく影響するのでは…
そう考える方は、下の写真も是非見て欲しい。
文字の大きさ・文字間・行間。この辺りの基本レイアウトも絶品だ。
もちろん「おまえの評価なんて、なんぼのもんじゃ!」という厳しい意見もあるかもしれないが、もしも本屋でみかけたら、一度、中味をパラパラして見て下さい。
不覚にも、TVドラマ版を先に見てしまったので、ストーリーは概ね知っていた。しかし、たとえ筋を知っていたとしても充分楽しめる快作だ。むしろドラマ版を見ていた方が、バチスタ手術の緊迫感や医療スタッフの役割り分担などがイメージしやすいかもしれないな…。
例えば、登場人物の1人、鳴海先生なんて「病理医」だからね… なかなか、イメージが沸きまへんやろ。「病理医」の仕事。
ちなみに、知っている人も多いと思うが、作者の海堂さんは現役の医師。
劇中で登場するAi(死亡時画像病理診断)の導入を訴えるなど、医師としても社会派で活動家肌の人物のようだ。
最近は、ナニワ・モンスターという名の新刊も発売されていて、そっちも是非読みたい書籍として気になっている。

実は、この本を読む機会があるなら、是非、注目して欲しい事がある。
それは、装丁やレイアウトなどのデザイン的なこだり。
上下の写真は表紙と見出しの頁。
どうだろうか? 並々ならぬデザイン的なこだわりが伝わってくるでしょ…?
表紙や目次なんて、個人の好みが大きく影響するのでは…
そう考える方は、下の写真も是非見て欲しい。
文字の大きさ・文字間・行間。この辺りの基本レイアウトも絶品だ。
もちろん「おまえの評価なんて、なんぼのもんじゃ!」という厳しい意見もあるかもしれないが、もしも本屋でみかけたら、一度、中味をパラパラして見て下さい。
海月さんは「チーム・バチスタ」は本当に面白かったんでしょうか?正直、僕はちょっとガッカリの感じでした。
返信削除まあ、本というものは結局は個人の「好き嫌い」に収斂してしまうのですが、端的に言えば「ミステリー」として物足らないということです。ヒューマンドラマとして、あるいは医療ドラマとしては傑作だと思うのですが、ワクワクするような「ミステリー感」が決定的に欠如しているように思いました。これだったら東野圭吾の方がまだ面白いぞ、なんて言うと不謹慎でしょうか。この手の本を手に取る時は、やはり人間ドラマよりも、専門世界の奥深さよりも、まずはミステリー、サスペンスとしての完成度、斬新さを求める訳で、そういう意味で言えば「ウーン」という感じでしたね。
もちろんミステリーにも「人間ドラマ」の面白さは不可欠なものですが、やはり圧倒的なストーリーの奇抜さ、謎解きの意外性があってのことではないでしょうか。
こんなに書いても送れるのだろうか・・・
まろさんのコメントが続々と来る。うれしいわ!
返信削除手厳しい意見ですが、僕はそこそこ楽しめましたよ!
浅い人間ですみません。
そもそもミステリー本という意識がまったくなかった。
テレビ版を見て犯人を知っていた。
この2点は大きいでしょうか…
白鳥・鳴海(登場人物)のキャラクターなんかは、
テレビ版の方がよかったかな…
大友さんは小説の方が…
まろさん的な発想でいうと、今でも腑に落ちないのが、
「マークスの山」なんですよ!
http://mic-kurage.blogspot.com/2010/02/blog-post.html
僕も、こう見えて、辛口の投稿もしてるんですよ。
マークスの山は完全なミステリーだと思っていたので、
正直がっかりしました。
これからも、忌憚ないご意見お待ちしておりま~す!!
「マークスの山」はまったく同感だねえ!
返信削除