2011/03/27

なぜ日本は、原子力の商業利用に傾いたのか?

ビキニ沖の原爆実験と第5福竜丸事件。
これ契機に巻き起こった日本での反核の動き。
そういった世論を押さえ込むためには原子力の商業利用を啓蒙する必要があったようだ。
下の動画には、当時、日本側で原発商業利用の啓蒙推進に疾走した読売グループの行動や米国とのやり取りが描かれている。

しかし、これを観ると、最近のNHKドキュメントは物足りないな…


現代史スクープドキュメント 1994年放送

2011/03/21

ひんしゅく覚悟で、そっと投稿…。


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ジャイアンツの幹部から出た心ない振る舞いと発言。プロ野球セ・リーグの開幕時期について、議論が続いている。(リーグとしては29日開催を表明したが、選手会は未だ納得していないようだ。)


話は少しかわるが、自分は阪神大震災を大阪で経験した。実家は屋根瓦が落ちるなどして半壊被害。しかし、お隣の伊丹市以西は被害がひどかったこともあってか、家族も「いや〜被害が軽くて幸い」といった風に楽観的だった。

大学にも、被災した学生たちがポツポツ、学校に現れるようになった。彼らの避難地は、仮設や友人宅など様々だったが、とにかく学生の数も増えていった。

もちろん、被災の度合いも大きく関係するのだろうが、被災者の雰囲気も様々だった。
思い詰めた雰囲気の者・わざと明るく振る舞う者・自暴自棄派… 等々。
被害が少なかった者や非被災者にとって、コミュニケーションがとり易いのは、やはり、ポジティブ派の人たちだ。しかし、実際の所、彼らだって心中は穏やかではない…
ネガティブ派の人たちには、言葉すらかけにくい雰囲気があった。


話は、再びプロ野球の話題に。
自分は、セ・リーグはとっとと開幕してしまえと思っている。Jリーグでは、1部のチームでは仙台・山形が大きな被害を受けたこともあり、再開には課題が多い。パ・リーグでは、イーグルス(仙台)が大きなダメージを受けた。
今、スポーツという興行で、国民を大きく盛り上げる事が出来るのは、セ・リーグだけだ!

確かに、ジャイアンツを筆頭に利益優先の思惑が蠢いていることは疑いの余地もない。しかし、そのようなヨコシマな考えを逆手に取って、「じゃ、やりましょう!」だとか、「是非見に行こう!」といった風潮があってもいいんじゃないだろうか…。
選手会がやるベきは、「できない」ではなく「こうしたらどうか」というアイデア出しではないだろうか…。


阪神大震災の時に感じたのは、被災者だって、「本当は気持ちを切り替えたい」のだろうな…と。だけど、それどころじゃないんだな、やっぱり。
また、非被災者が被災者に対して「気を取りなして」とか、「なるべき前向きに」とか、そんな軽い言い方もできない。(特に自分の場合、声をかけて、余計に気まずくなることが多かった…)

被災者は孤独なのだ。

もちろん慰問や復興行事も大事。だけど、世の中のプロと呼ばれる人たちが、一番発揮するべきは「本業=匠」ではないか。
「アスリートは一流のプレーを」「芸人は腹の底から笑えるネタを」「映画監督は涙ちょちょぎれる感動巨編を」「医者は、適切な治療を」…等々。


卵が先か? 鶏が先か?
復興や電力回復が先か? 開幕が先か?

たとえ課題山積でも、「被災者がいつでも見に行ける環境=開幕」をすべきじゃないんだろうか。
少し遠くの方で、野球やお笑いや映画やイベントがやっている。楽しそうな声が聞こえる…。そんなイメージで。

震災を尻目に華やかなことをするのは、気がひけるかもしれないが、
孤独な被災者が「ちょっと覗いてみようかな…」と思えるように、先回りして置くことも大事なのではないか。


もちろん、野球に関しての物議の渦中は、電力不足。その点は、デーゲーム開催や、地方(小都市)への巡業も進めて欲しい。そういったアイデア出しこそ、選手会に奔走して欲しい。

2011/03/16

まるでオイルショックだ


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昔、小学生向けの社会科の副教材ビデオを作ったことがある。
日本の近代史を映像と共に紹介するといった物だが、
オイルショックの様子を描いた資料を探すのに、
手を焼いたもんだ。

結局、新聞社がアーカイブしていた、
写真を使って処理したと記憶している。

ここ数日の(震災以降の)東京の街角は、
まさに当時のオイルショックのようだ。

ガソリン不足で、スタンドは閉鎖状態。
薬局、スーパーマーケットには、
トイレットペーパーを購入するための行列が…

実際物資の在庫は有るようだが、
運搬するためのガソリンが不足していて、
供給量が低下しているのが原因だとか。

今後は、生産面の問題もでてくるかもしれないが、
過剰な買い占めに走る程の状況でもないので、
東京人の冷静な行動を望む限りだ…。

ほら、少し色味を変えれば、もう昭和だね…



2011/03/15

今まで見た中で一番わかりやすい原発解説


Check


節操のない東京人



電車の運休を無事(?)克服し、
なんとか無事に、目的地に着きました。

場所は、都内の中心地であります。

駅から、目的地まで、徒歩10分程でしょうか。
向かう道すがら、少し意外だったのが、
どこもかしこも、エレベーターが動いていること。

ここまで、電力不足が叫ばれる中、
節電意識はないのでしょうか…


極めつけは、
目的地である、棒報道機関に到着した時の光景です。

8時過ぎには、人影もほとんどない、立派なオフィスビル。
エントランスにある、大きな無人エレベーターが、
元気に上り下りしているのです。


昨日も、買い控え感覚のない東京人にあきれましたが、
連日なんだかな…

といった心境です。

いつもよりも二時間早く出発したのだが




電力不足の折り、電車の運休が相次いでいます。
また、間引き運転の影響で、
昨夜の帰宅時間帯は、主要駅の大混雑が見られました。

そこで、私も、帰宅の際に、
中目黒駅を回避する策をとることにしました。

考え着いた経路は、
自転車で、白金まで行き、そこから、地下街に乗るという案です。

念のため、いつもより二時間早く出発し、
白金までは無事到着したのですが、そこで、新たな事実が判明!

運休です!!(;-_-+

地下鉄ではあるものの、
東急目黒線の乗り入れ運行をしているメトロ南北線でも、
一部運休していたのであります。

仕方なく、人の流れに沿って歩く事15分。
流れ着いたのは、白金高輪駅。

そして、ホームで電車を待つこと20分。
ようやく今電車に乗ることができました。( ̄□ ̄;)!!


なんとも詰めの甘い性分が
こんな所でも露呈してしまいました。

しかし、言い訳がましいかも知れませんが、
運休情報が一目でわかるポータルサイトとか、
ないもんですかね…

2011/03/14

【近況報告】東京版 東日本大地震



いつも、へらず口ばかり叩いている小ヤジです。
しかし、こんな自分でも、心配してくださる方もいるようで、
地震の後に、何件か電話などを頂きました!

ありがとうございます!!

そこで、近況報告です!!

東京の地下鉄車両の中で、東日本大地震に遭遇しました。
しかし、震源地から離れたエリアですから被害はなかったです。

阪神大震災の時は、大阪に居ましたが、
突き上げるような揺れを感じて目を覚ましました。

今回の地震は、大きな横揺れが何度も何度も続く感覚でした。
それから、大きいのが2度、立て続けにきました。

ホームに吊るされている案内表示板も大きく揺れていました。


  地下なので、災害の度合いがわからない!
  電車も動かない!
  どうしていいのかわからない!

ということだったので、しばらく車両の中で、Twitterをやっていました。
すると、「お台場が炎上」といった書き込みが何件があり… これは、やばいな…

  ということで、電車を降りて、地上に…

すると、道路には避難した人が溢れていました。
すぐに、電気屋さんのテレビで東北地方の様子を確認。
ようやく、地震のある程度の規模を理解しました。

そもそも、仕事の打合せ先に向かうべく電車に乗っていたのですが、
阪神大震災を経験したことのある関西人ならではの感覚なのでしょうか…

  とっとと、徒歩で帰宅することを決断しました!

後になってこの決断は正しかったと確信しました。
なぜなら、この日、東京の交通機関は、全面停止。
夕方以降、各駅々は、帰宅難民で溢れかえったようです。
そして都心の歩道は、深夜まで、徒歩で帰宅する人たちの行列が続いたようです。


ところで、現在の東京の生活はといいますと…

  1日に何度も余震があり、しょっちゅう揺れる感じ。
  スーパーに行っても品物がない。
  携帯電話が繋がりにくい。
  電車は、間引き運行で本数がやたら少ない。
  明日から計画停電が始まるらしい…。


今回、一番想定外だったことは、スーパーの品物が、
あっという間に売り切れるということでした。

被災地やその近くのエリアでは、
なるべくたくさんの人たちに物資がわたるように、
「買い控え」の光景もあるようですね。

しかし、東京人のマインドは、少し違うようです。

  

もちろん、地震の前に比べると、物資の量が減っているのでしょうが、
1日何回かは、商品の搬入をしているのです。
なのに、物資が入ると一斉に、写真のような状況になるのです。

一流企業や政府機関が集約している、日本の首都なんですが、
「自分さえよければいいんだ」という種の人も多いようで…。

ま、日頃から、企業や政治の動きを見ていると、
こういった行動が起こってもおかしくない気もしますが…。
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